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「息を止めるピノキオ」終演

お久しぶりの更新です。

お元気ですか?


先日、

舞台「息を止めるピノキオ」無事終演致しました。


お客様からは本当に好評で、

僕自身も一つ満足のいくものが

出来たなと思っております。


なので、珍しく。

この場を借りて少し長めに

今回の舞台について綴ろうかと思います。



まず、

今回は主演の「ピノキオ」を

演じさせて頂きました。

ダブルキャストのBチームです。


両チーム観て下さった方はお分かりでしょうが、

Aチームの「ピノキオ」役の

加藤ひろたかさんとは、

全く違った役作りで演じさせて頂きました。


ざっくり言うと、

ひろたかさんは、機械から人間に。

僕は、子供から大人に。


正直、

僕も「機械から人間に」という

役作りをはじめはしてました。

だってこの話って、そういうことじゃんって。


ただ稽古の中で、演出の佐野木さん。

演出助手の勇太さんと意見を交わしながら。

また、Bチームの雰囲気を感じたときに。


自然と「子供から大人に」という

方向にシフトチェンジしました。


もう、こうなったら

A、Bで全く違くてもいいんじゃないか?

全く違う方が、

其々の良さというものがハッキリ出ると思ったし。

何より、僕は両チームとも観て欲しかった。


観て、比べて、感じて、探して。


きっとこの作品はお客様に愛される。

そんな自信があったから。


…僕の予感は的中しました。笑




結果的にこの演じ方をして、

僕は今の全てを出し切ることが出来たと思います。

演じる時の違和感は全く無かったし。


唯一、神経を使ったのは、「機械」であること。

僕の「ピノキオ」は

人間の子供に限りなく近いものだったので。

「機械」である設定を置いていかないように。

でも「機械」過ぎないように。


そして、

ひろたかさんの凄さを改めて感じました。

あの難しいアタッチで演じきる姿は圧巻でした。

今年の2月の

「Magnum Opus」で共演させて頂いた以来。

ひろたかさんの繊細かつ明確な芝居作りに憧れ、

そして追い求め。


同じ役を演じる

プレッシャーと嬉しさと戦いながら。

もっと精進しようと。そう思えました。

僕はまだまだ出来ないことだらけだ。



今回、

Bチームの皆さんには大変お世話になりました。

僕はかなり人任せな役者なので、

皆さん素晴らしい、温かい人たちだったので、

僕は何も気にせず、伸び伸びと出来ました。笑


特に今年3度目の共演の

江益凛にはかなり頼ってしまった。

ありがとう。またよろしく。笑



個人的には、

今年出演舞台はこれで最後です。


今年出演舞台全て来て下さったお客様には、

「ピノキオがダントツで今年一でした」

という嬉しい言葉を頂きました。


2019年、しっかり締めくくれたかなと思います。

これも皆さんの温かい支援のお陰です。

本当にありがとうございました。


既に、来年1月。

「いざ、生徒総会」の再演が

新宿村LIVEで待っております。

是非。何卒。




それでは、

また皆様にお会い出来る事を信じて。





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